肥満率40%!!
こんにちは。
りーフィットネス・健康美ボディプランナーの大倉です。
アメリカの最新統計によるとアメリカ女性の肥満がいまだ増加傾向で、
ついに肥満女性の比率が40%を越えてしまったそうです。
それに対して男性は約35%。男性よりも女性の増加傾向が大きいのです。
アメリカの肥満問題は、今に始まったことではありませんが、
10人に4人が肥満という数字は、関係者には大きな衝撃が走りました。
1980年の初頭の肥満率が6人に1人の約16%だったことを考えると、
この20~30年の増加はかなり著しいというわけです。
肥満対策としてアメリカの一部の州では、
炭酸飲料やジャンクフードが課税対象になっています。
ヨーロッパでも同様の動きがあり、ハンガリーには通称ポテトチップス税がありますし、
イギリスでも2018年から砂糖税の施行が決まっています。
日本でも厚生労働省を中心に2020年を目処に砂糖に課税する動きがあるようです。
保健医療財源を確保するために・・・
「既存の税に加えて、社会環境における健康の決定因子に着眼し、たばこ、アルコール、砂糖など健康リスクに対する課税」
を検討していくべきと記されるなど、砂糖の摂り過ぎに対する危機感は日本でも高まっています。
ちなみに、女性の肥満率が高い理由ですが、
出産のために皮下脂肪をためやすいという生物学的な理由以外にもさまざまな説があり、
はっきりとしたことは解からないようです。
しかし、
みなさんも実感されていると思いますが、
『甘い誘惑』は1980年初頭から比べれば、量・質ともはるかに増えております!!
肥満対策の根本は、罪としての砂糖税やポテトチップス税を強いるより、
私たち一人ひとりが、健康にとって何が良い食品か理解し、
バランスの良いヘルシーな食生活を身につけ、楽しむことです。
日本人女性の肥満率は・・・20%です。
アメリカに比べれば半分ですが、
年齢が上がるにつれて肥満者の割合が高くなる傾向があり、
70歳以上で27.1%と最も高くなっています。
肥満は大敵!!
日々我々が気をつけるのは当然、ご家族にも注意を向けてくださいね。