あなたは、
お腹がたいして減っていないのに「○○を食べたい!」と思い、食べてしまうことってありますか?
よくある?? 毎日!? それはヤバイ!
そんな私もたまにはありますが、
その食欲の正体を・・
エモーショナルイーティング(Emotional Eating)と言います。
エモーショナルイーティングとは??
直訳すると「感情的な摂食」になります。
数年前から海外で認知されはじめてきた考え方です。
わたしたちが感じる「食欲」には2種類あり、
それは「本物の食欲」と「偽物の食欲」です。
1)本物の食欲⇒肉体的な飢餓
これは通常の食欲です。
生きるために必要な栄養やエネルギーを身体が欲していると教えてくれる食欲です。
2)偽物の食欲⇒感情的な飢餓
お腹が空いていないのにもかかわらず食べ物が欲しくなる食欲です。
これがやっかいなのですね!
「疲れているから甘いものが欲しくなる!」
「食後にはデザートも!」
「飲み会の〆はラーメンで!」
などなど生きるために必要ではないけれど、
湧いてくる食欲はすべて偽物の食欲なのです。
この“偽物の食欲”がわたしたちカラダを、
糖質や脂質を過剰摂取させているのです。
こういうこともありませんか??
- 映画を見るときやディズニーランドではポップコーンを欠かせない
- イライラするとチョコレートや甘いもの、ポテチなんかも欲しくなる
- 今日はがんばったからご褒美にスイーツを
- 最近アイスクリームを食べてないから食べよう
- せっかく来たから名物の○○を食べよう
- 新商品は必ずチェックをかねて食べてみる
どうでしたか?・・・上記の6つの食欲は本物の食欲ですか?
本物の食欲ではなく、嗜好的で感情的な要素から欲しがってしまうものですね。
残念ながら人間が生きるために必要な食欲ではありません。
つまりこれがエモーショナルイーティングです。
このエモーショナルイーティングが
現代人肥満最大の原因と言われています。
ひとむかし前、このような習慣・食べ物はあったでしょうか??
生理的な食欲以外の“偽物の食欲” を断ち切ることができたら、
当然それだけであなたのカラダは変わります。 当たり前ですが。
偽物の食欲とはいえ現代の社会で嗜好品の全てを断つのは私も少々寂しいところがあります。
なので、全てとはいいませんので、
この習慣化してしまった偽物の食欲との付き合い方を、ぜひ疑ってみる機会にしてください。
先ずは・・『 余分な食欲を疑い、余分なカロリーを削減する意識を持ってみる』
そして“偽物の食欲から解放” されたあと “あなたのカラダがどう変化するか!?”
想像してみてください。
必ずあなたを“理想のカラダ”へ近づけてくれることになるでしょう。