運動後過剰酸素消費量とは？？ダイエット豆知識
大倉 敏こんにちは。
リーフィットネス富士・健康美ボディプランナーの大倉です。
運動後もエネルギー消費量が高い状態で続いていることをご存知でしょうか？
その状態のことを、
「EPOC（運動後過剰酸素消費量）」と言います。
このEPOCをうまく利用することでダイエット効果を高めることが可能ですので、
今回はEPOCについて解説します。
◎EPOC（運動後過剰酸素消費量）とは？
EPOCとは、Excess Postexercise Oxygen Consumptionの略で、
運動直後にカロリー消費効率が高くなる状態のことを言います。
EPOC がどれくらい続くかというとそれは運動したときの強度と持続した時間によって決まります。
高強度のレジスタンストレーニング(バーベルなどを使って筋肉に負荷をかける運動)
がもっとも有効とされ、ある研究では、
「激しい運動を行えば、運動終了後もエネルギー消費が上がった状態が14時間継続する」
とのデータも発表されています。
この間は通常よりも脂肪燃焼量が高くなっているということです。
残念ながら、ウォーキングなどの低負荷の運動ではEPOCに有効性は無いようです。
◎EPOCにより脂肪燃焼量が高くなるのは？
運動後にカラダが安静時レベルまで状態を戻そうとすることから、
通常より多くの酸素が摂取・消費されるためだと考えられています。
カラダの中では以下のような事が起こっています。
・無酸素運動により筋肉に供給が間に合わなかった酸素の補充
・乳酸など運動中に発生した疲労物質の処理
・筋収縮に必要な直接のエネルギー源（アデノシン三燐酸、クレアチン燐酸）の再合成
・脂肪からエネルギーをつくる「脂質代謝」の向上
運動はバランスよく行うことが大切です。
ボディメイク＆ダイエット中のかたは、
筋トレなどの高強度運動も取り入れてEPOCでエネルギー消費の高い状態を作りあげることが、
効果的です。
そして、EPOCにより脂肪燃焼量が高くなっているときに有酸素運動をおこなえば、
さらに脂肪が燃焼されます！！
ぜひ参考にし実践してみてください☆
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今月は『キノコのお話し』です。
秋の味覚キノコの仲間たちが大変可愛らしく描かれています。
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