ダイエット・健康にも関わるトランス脂肪酸について
こんにちは。
リーフィットネス・健康美ボディプランナーの大倉です。
既にご存じの方もいるかと思いますが、
先日アメリカの食品医薬品局(FDA)が、マーガリンなどに含まれる
「トランス脂肪酸」を2018年6月までに禁止すると発表しました。
トランス脂肪酸は、心疾患や肥満などと強い関連性が指摘されていて、
FDAではこの禁止により心疾患の患者を2万人、それによる死者を7,000人を
減らすことができると言っているようです。
その後にも、トランス脂肪酸が脳の認知能力にも影響を及ぼしているという研究が発表されました。
研究によると、トランス脂肪酸の1日の摂取量が16gの人では記憶できた単語が平均より12個少なく、
28gの摂取量の人では21個も少なかったそうです。
また、トランス脂肪酸は脳内の神経伝達物質の一つである、セロトニンの量も減らしているようで、
認知機能だけでなくうつ等の情動面にも影響を及ぼしている可能性が高いようです。
最近グーグルではファストフードの栄養成分表示もしてくれるようになりました。
因みに「ビッグマック」と検索すると、カロリーは257kcal、トランス脂肪酸の量は0.6g(どちらも100gあたり)
と教えてくれます。便利ですね!
日本ではまだ規制はありませんが過剰摂取は禁物です。
栄養バランスを考え、とりすぎないよう日頃から注意しましょう。