トレーニング・運動を継続できる人たちはやはり”楽しんでいた”!!

こんにちは。

リーフィットネス富士・健康美ボディプランナーの大倉です。

 

ダイエット・ボディメイクのためであっても、

運動・トレーニングを継続してやっていくのはなかなか難しい・・

と、思っているかたは多いのではないでしょうか?

 

運動やトレーニングを長く継続するためには、

やはり『楽しむ』というポジティブな感情もとても重要です。

 

その『楽しむ』『楽しい』といった感覚は、

とくに達成感や他の人との交流といった4つの要因によって高められるとする研究結果を、

フンボルト大学ベルリン(ドイツ)のベンジャミン・ヴィエンケ博士と

ダルコ・ジェカウク博士が発表しました。

 

健康増進やダイエット・ボディメイクのためには習慣的な運動が不可欠ですが、

自らフィットネスクラブに通い始めた人たちでも、

50%が6か月以内にトレーニングをやめてしまうそうです。

 

ちなみに、当スタジオにおいては今年96.6%☆

お1人だけやむをえず来れなくなってしまった会員さんはおりましたが、

50%とは寂しい数字ですね。

 

博士お2人はトレーニングへのモチベーションが維持できない人が多い理由について

反対に、定期的かつ長期的に運動・トレーニンングを行えている方たちの

心理状態を分析し、原因を探ってみたのです。

 

調査対象としたのは、

若年~中高年までの幅広い年代で、現在までに5年以上、

個人もしくはチームでのスポーツやトレーニングに取り組んでいる健康な男女24名です。

 

まずは、

◉日常での生活習慣や運動習慣について考えていること

◉長期間かつ定期的に運動に取り組むときの感情

◉何をモチベーションにつなげているか

以上のことを詳細なインタビューを通して調査しました。

 

すると、全員が”肯定的感情”につながる心理状態、

つまり「楽しむ」ことがモチベーションにつながると答えたそうです。

 

さらに、

「何に対して楽しみを見出しているか? 感じているか?」を分析したところ、

大きく分けて4つの要素が分かったようです。

 

⑴「達成感」

競技やトレーニングで好成績や以前の自分を超えたときの達成感、

難しかったトレーニングを成功させたなどの自分自身の進歩や成長を感じることが、

楽しみの中でも大きい部分を占めている。

 

⑵「他者とのコミュニケーション」

集団競技のチームメイトなどではなくても、

ジムにおいてトレーナー又は他の会員と話す程度のコミュニケーションでもよい。

 

⑶「新規性のある経験」

新しいトレーニングの経験や新たな変化・発見がトレーニングを楽しくワクワクさせている。

 

⑷「仕事や日々の生活の悩みを忘れられる没入感」もしくは「心地よい身体的疲労感」

運動によってセロトニンが分泌され、精神状態も安定または改善されることも考えられる。

 

 

ヴィエンケ博士は、今回の研究は対象者が少なかったため、

人数を拡大してより大規模な検討をおこなう必要はあるが、

「体重や消費カロリーのみにとらわれるのではなく、これら4つの要因をうまく取り入れ、

楽しもうとすることが、トレーニングの継続につながるのではないか」とコメントしております。

 

 

ダイエット&ボディメイクのトレーニングは実際『キツイ』と思います。

 

しかし、

継続されて結果を出されている方々はたしかに、

”肯定的感情”をもってみなさん通っていただいていると私も感じております。

(このような要素や効果をご本人が自覚している、自覚していない部分はあると思います。)

 

それが結局、

ダイエット&ボディメイクの結果にも繋がり、

リバウンドしない環境そしてリバウンドしないカラダにもなるのですね☆彡