加圧トレーニングを行うと成長ホルモンが多量に分泌されます。(東大の研究では安静時の約290倍も分泌されたという研究結果があります)

これは加圧トレーニングを行うことにより加圧ベルトより下の部分の筋肉に多量の乳酸が発生し、脳が大きな負荷をかけられたと勘違いをするためです。

その多量に溜まった乳酸が脳の下垂体から多量の「成長ホルモン」を分泌を促します。

ということは、乳酸が多く発生すれば、それだけ脂肪分解効果も上がるわけです。

「加圧トレーニングをする」→「乳酸が溜まる」→「脳が騙される」→「成長ホルモンが分泌される」→「脂肪分解効果が上がる」という流れです。

その成長ホルモンの働きが、加圧トレーニングの後、体を数時間にわたって体脂肪分解させ、燃えやすい状態にしてくれるのです。

さらに加圧トレーニングによって分泌された成長ホルモンは、加圧した腕や脚だけでなく、血流に乗って全身に行き渡るので、全身の脂肪を分解し、とりわけボディメイク、ダイエットが目的の人には、加圧トレーニング後の有酸素運動がおすすめです。

加圧トレーニング後に大量に分泌される成長ホルモンは、加圧開始後15分でその量がピークに達します。

成長ホルモンには脂肪分解を促す効果があり、加圧後約2時間後に脂肪の分解量は最大になります。つまり加圧トレーニング直後から2時間の間に有酸素運動をすることで最も効率よく脂肪燃焼ができるのです。

加圧後にウォーキングや、軽いランニングをプラスすることで筋力アップと脂肪燃焼というボディメイク、ダイエットのための運動の必要事項を一度に達成することができます。

加圧トレーニングを行うとダイエット効果があるのは、成長ホルモンのこういった作用によるものなのです。

そして加圧トレーニングによるダイエットは、 成長ホルモンの作用で程よく筋肉のついた太りにくいカラダを手にいれることができます。